乳房専用のレントゲン撮影のことです。
乳房を圧迫、引き伸ばしながら上下方向、左右方向から撮影します。
乳房の腫瘤(しこり)のほか、石灰化を見つけ、乳がんの検診や、乳がんのひろがりの診断にも用いられます。
検診にて乳がんの死亡率を下げることができると報告されている唯一の検査がマンモグラフィ検診です。
しかしながら、乳腺のしっかりしている若い方では腫瘤が見つけにくいことがあり万能ではありません。
乳房のしこり、痛み、分泌、に対しての診断と治療を行います。
視触診のほか、マンモグラフィ、超音波検査、細胞診・組織診での診断、および治療を行います。
・3割負担で約4000円 (マンモグラフィ+エコー)
症状(乳房の張り、痛み、しこりなど)のある方は保険診療です。
・症状のない方は自費(税込み12,000円)となります。
・墨田区乳がん検診のクーポンをお持ちの方はマンモグラフィが無料で受けられます。
乳房専用のレントゲン撮影のことです。
乳房を圧迫、引き伸ばしながら上下方向、左右方向から撮影します。
乳房の腫瘤(しこり)のほか、石灰化を見つけ、乳がんの検診や、乳がんのひろがりの診断にも用いられます。
検診にて乳がんの死亡率を下げることができると報告されている唯一の検査がマンモグラフィ検診です。
しかしながら、乳腺のしっかりしている若い方では腫瘤が見つけにくいことがあり万能ではありません。
超音波を用い、乳房の断層画像が得られる検査です。
マンモグラフィでは不得意とされる乳腺の厚みがある若い方の乳房でも腫瘤を指摘しやすい利点があります。
逆にマンモグラフィが得意とする石灰化の診断はエコーでは難しいことがあります。
エコーでの乳がん検診でも死亡率を下げられる可能性があり臨床試験が現在進行しています。
マンモグラフィ、超音波検査は画像の検査であり、乳がんの確定診断はつきません。
たとえ腫瘤が見つかっても、良性腫瘍の場合もありますし、乳がんの場合もありますので、細胞診、組織検査により細胞を採取、病理検査(顕微鏡での検査)により、確定診断を得ることが必要です。
穿刺吸引細胞診は細胞診の一種です。超音波検査で採取部位を確認しながら病変部に直接細い針を刺して,注射器で吸い出した細胞を顕微鏡で観察します (図2) 。多くの場合は局所麻酔なしに行われ,手で触れたり,超音波で病変を確認しながら針を刺します。検査時間は準備も含めて10分程度です。刺した部分に血腫(血のかたまり)ができることがありますが,重大な合併症はほとんど起こりません。患者さんのからだへの負担が少なく、簡便な検査法です。
(日本乳癌学会ホームページより抜粋)
針生検は症状の原因を調べるための組織診(生検)の一種です。針生検では,細胞診よりも太い針を病変部に刺し,その針の中に組織の一部を入れて,からだの外に取り出します。針が太いので局所麻酔が必要です。超音波検査で採取部位を確認しながら検査が行われます。
針生検は,組織を採取するときに用いられる機械の種類によって,コア針生検と吸引式乳房組織生検に分けられます。コア針生検は、ばねの力を利用して組織を切り取る方法で,一度に採取できる組織は通常1本です (図3) 。吸引式乳房組織生検は,吸引力も利用して組織を切り取る方法で,機種によりますが一度に複数の組織を採取することができます。吸引式乳房組織生検にはマンモトームやバコラという機械が用いられるため,マンモトーム生検,バコラ生検と呼ぶこともあります。マンモグラフィ検診で石灰化という所見だけが指摘され,触ってもしこりがわからず,超音波検査でも病変の部位がはっきりしない場合には,吸引式乳房組織生検が診断に有効です。
針生検は,局所麻酔を用いて痛みを抑えて検査します。また,針を刺した部分に血腫(血のかたまり)ができることがありますが,血腫は自然にからだに吸収されます。患者さんのからだへの負担は穿刺吸引細胞診に比較するとやや大きいですが,通常,入院の必要はありません。抗血栓薬を飲んでいる場合では,検査数日前から内服を中止することがあります。
(日本乳癌学会ホームページより抜粋)
診療時間のご案内 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00 ~ 13:00 | ● | ● | ● | - | ● | ●※ | - |
15:00 ~ 18:30 | ● | ● | ● | - | ● | - | - |
【乳腺の検査を希望される方】
診療終了時刻の30分前までに受付をお願い致します
※土曜日の診療は8:30〜13:00